くすみカラーの振袖の選び方や着こなしポイントについて解説!
くすみカラーの洋服はほどよく華やか、大人っぽさが出てコーディネートがしやすいため人気があります。10代の女性が着れば大人っぽく、20代、30代の女性が着れば落ち着きや上品さが出せるカラーになっています。そんな人気カラーのくすみカラーですが、振袖でも人気があるのでしょうか?今回はくすみカラーの振袖事情についてご紹介します。
そもそも「くすみカラー」とは?
くすみカラーとはどんなものなのか知っていますか?詳しく解説します。
くすみカラーって何?
くすみカラーは彩度が低く、グレー味のある色のことを指します。彩度が低い色はグレーがかっており、反対に彩度が高い色はいわゆるビビットカラーといったはっきりした色になります。
どんな色が人気?
くすみカラーはやわらかい、やさしい、おだやかといったイメージを持ちやすい色です。落ち着いており大人っぽくも見えます。日本人の肌に合わせると肌なじみがよく、顔色がよく見える色でもあります。
くすみピンクはほどよい女性らしさを出すことができる人気のカラー。男性受けも女性受けもよく使いやすいカラーです。くすみイエローはさわやかで春らしい印象が人気のカラーです。ビビットなイエローは万人が着こなすのが難しいですが、くすみイエローはファッションに取り入れやすくなっています。くすみカラーの代表ともいえるベージュは使いやすさが人気。落ち着いた印象に見せることができ、ほかのカラーと組み合わせるのにも喧嘩しにくいのでコーディネートしやすい人気のカラーです。
くすみカラーの振袖が与える印象
くすみカラーの振袖は周りにどんな印象を与えるでしょうか?
くすみカラーの振袖は大人っぽさもありつつかわいい、透明感がある、こなれ感があるといった印象になります。振袖だけでなく、帯や小物もくすみカラーにして統一感を出すとこなれ感や都会感が出て洗練された印象になるでしょう。振袖は彩度の高い赤や緑、青などが多いため、くすみカラーで統一感のある着こなしをすれば目立つこと間違いなしです。
くすみカラーの振袖の選び方のポイント
くすみカラーの振袖の選び方について詳しく解説します。
パーソナルカラーを参考にする
パーソナルカラーは自分の肌の色や髪の毛の色、髪質などに合う色のことをいいます。パーソナルカラーに合った洋服を身につけると顔色がよく見える効果が期待できます。
春夏秋冬の4タイプに大まかに分けられます。春の人は暖色系、夏の人は寒色系、秋の人はカーキ、キャメルといった落ち着いたカラー、冬の人は黒や白などがおすすめ。もちろんパーソナルカラーにこだわりすぎず、着てみて似合う振袖や一目ぼれした振袖があればそちらの方をチョイスした方が満足度は高くなるので参考程度にしておくのがよいでしょう。
体格や雰囲気で選ぶ
パーソナルカラー以外にも体格やその人の雰囲気で似合うものが変わります。
たとえば、明るめのカラーや小ぶりな柄は身長が低めな方におすすめ。明るめややさしげなカラーの振袖は重たい印象になりにくいので小柄な方でもスタイルよく見せてくれます。振袖の柄には大きな柄でインパクトが大きなものもありますが、小柄な方の場合は柄の印象に負けてしまい着られている感が出てしまったり、振袖を自分サイズに仕立てたときに柄が隠れてしまったりするので小ぶりな柄がよいでしょう。
逆に大柄な方には大ぶりな柄、暗いトーンの振袖が似合います。背が高い方は振袖の柄が見える面積が広いため、大きな柄でもきれいに見せることができ、美しく着こなすことができるでしょう。
くすみカラーの振袖の着こなしポイント
くすみカラーの振袖はどのように着こなせばよいのでしょうか?詳しく解説します。
トレンド感を出すなら色の数を少なめに
振袖の色、帯、小物などをワントーンや色の数を少なめにすることでやわらかく大人っぽい印象の振袖コーディネートができあがります。しかし全身をくすみカラーにするのにこだわりすぎると、何だか地味、ぼやけた感じがする場合もあります。
そういった場合は帯や小物を豪華なものにしたり、少し色味のあるものにしたりしてバランスを取りましょう。
今風の着こなしを楽しむ
くすみカラーの振袖は洋風な小物を取り入れやすいのがポイント。ワンポイントにレースやリボンを取り入れるとガーリーな印象になります。またヘアスタイルも古典的な髪形ではなく洋装にも似合うようなヘアスタイルでも似合うのが特徴です。小物と髪飾りにレースを使うとレトロでかわいい印象に仕上がるでしょう。
まとめ
くすんだカラーの洋服はこなれた感じやおしゃれな感じを出すことができ、幅広い年代の女性から人気があります。トレンドであるくすみカラーを振袖にうまく取り入れることで、成人式でもトレンド感のある着こなしで目立つこと間違いなし。色味を抑えたコーディネートがくすみカラーの振袖をうまく着こなすコツですが、統一感を出しすぎると地味になってしまう場合も。振袖を選ぶ際は振袖コーディネーターの人が付き添ってくれるので、ある程度華やかさもあるコーディネートを提案してもらうのがおすすめです。髪飾りや小物にレースやリボンを取り入れれば、レトロかわいいコーディネートの完成です。