成人式は振袖の帯も重要!選ぶポイントは?
成人式にあたって振袖だけでなく、帯重要です。帯は振袖の色や柄、なりたいイメージなどを考慮しながら選ぶことで、コーディネートのお洒落度が上がり振袖の色合いを引き立てることできます。また、振袖の小物の1ひとつである帯揚げも使うことで、コーディネートがグレードアップします。そこで、今回は振袖に合う帯についてご紹介します。
帯で振袖をおしゃれコーデしよう
普段なかなか縁に遠い帯ですが、どのように決めたらいいのでしょうか。洋服のコーデとは少し違い、色のコントラストや帯の柄、結び方を考えて選ぶことが重要です。
■振袖と反対色の帯
振袖と異なる色を帯で入れることです。帯と振袖を同じ系統の色で揃えると、帯をしているか分かりにくくなり、印象がぼんやりしてしまいます。帯は振袖コーデ全体を引き締めるため、振袖と異なる色を選ぶことでコントラストのバランスが良くなり、印象もスッキリします。もし、同系色コーデを考えている場合は、片方を薄めの色・もう片方を恋色でまとめると、コーディネートがまとまります。
■振袖の柄とあわせる
振袖の柄に注目してコーディネートのイメージで選ぶことです。同じ柄のコーディネートと異なる柄同士のコーディネートでは、印象が大きく異なってきます。
振袖の柄が小さめの場合は、帯に大きめの柄を合わせることで印象をはっきりさせることができます。丸い形の模様の場合は直線の模様を合わせると、コーデが締まります。
■上質な帯で差をつける
振袖コーディネートをグレードアップさせたいと考えている方は、振袖の帯の中でも特に上質な帯を使うことをおすすめします。有名な帯はやはり人気があり、そのなかでも特に西陣織は飛びぬけています。
京都の西陣で生産しているもので、種類も豊富に展開していることが多いです。そのため振袖コーディネートもおしゃれにしたいけど、帯の質にもこだわりたい方はぜひ取り入れてみると良いでしょう。
振袖の色と柄から考えるコツ
振袖の帯は着物の色や柄に合わせて選ぶことで、素敵なコーディネートにできます。そこで、ここでは色や柄ごとに選ぶポイントをご紹介します。
■明るい華やかな色
ピンクや黄色など明るい色の振袖に合う帯は、黄色や白色の帯です。柄が大きくインパクトが強いものに関しては、コントラストが強すぎないものを選ぶのがおすすめです。
また、振袖の柄が少なめでシンプルな場合は金色の帯などが合わせやすいです。色のトーンもビビッドなものよりは、ほどよく明るい色の帯が良いでしょう。
■深みのある落ち着いた色
黒、青などの深みのある落ち着いた色の振袖に合う帯は、同系色の帯です。暗い色と明るい色とコントラストが異なるものを組み合わせると、統一感がなく印象がちぐはぐになってしまいます。
また、同色同士の組み合わせよりも青と黒、深緑と黒など異なる色同士のほうが、スッキリ見えます。振袖と帯の明るさやコントラストは、同じくらい色を選ぶと良いでしょう。
帯の柄について学んでおこう
振袖の帯の柄についてお伝えします。同じ色合いの帯でも柄が異なると与えるイメージが変わりますし、着付けの際の帯の見せ方にも差が出ます。
■お太鼓柄
お太鼓柄とは太鼓結び巻きに適した柄を指します。お太鼓柄の帯の特徴は、帯を結んだ際に胴とタレの部分に太鼓柄が出るデザインになっています。振袖の色を問わず合わせやすいため、帯を選ぶのに迷う方はこちらを選ぶと良いですね。
■全通柄
全通帯とは帯全体に柄をあしらったものを指します。前後で柄の配置や見え方が異なる場合があるため、振袖の兼ね合いを考慮しながら結んでもらうとおしゃれに見えます。
また、全通柄はシンプルな帯の結び方だけでなく、複雑な結び方でも華やかに見えるのが特徴で、特に柄が少ないシンプルな振袖とも合わせやすくおすすめです。
■六通柄
六通柄とは帯全体の6割程度に柄をあしらったデザインを指します。帯全体に柄が入っているというよりも、たれや手先に柄をあしらっているのが特徴で、シンプルだけど柄のバランスが良い帯のため、様々な振袖にあわせやすいです。
帯揚げも忘れずに取り入れよう
帯揚げとは帯の上部を彩る着物小物です。ただ、帯を結ぶだけでなく帯揚げも併せて入れることで、振袖コーディネートがよりおしゃれで華やかになります。振袖コーディネートでは特に、帯揚げも大きめに入れることで彩りが良くなります。
帯揚げにもこだわることで、振袖がより引き締まります。振袖や帯の色と同じ色を使ってコーディネートを引き立てることができますのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。成人式ではどの振袖を着ようか悩みますが、帯のもどのようにすれば良いか悩むかと思います。帯も色々な種類があるため、自分が着る振袖の色や柄、なりたいイメージなどを考えながら選ぶことで、自分に合った帯を選ぶことができます。
また、帯選びのポイントは異なる色グループで組み合わせないことです。全く同じ色である必要はありませんが同系色を組み合わせることで、ちぐはぐにならず印象が引き締まります。ぜひ、ご参考にしてください。