【プレママの成人式】妊婦さんが振袖を着る際の注意点とは?
成人式は、振袖を着て出席したいと思う方が多いと考えられます。なかには、お腹に赤ちゃんがいる方もいるでしょう。
妊娠していると振袖を着ることはできないのかと不安に思う方もいるかもしれません。そこで今回は、妊娠をしている方でも安心して振袖を着て、楽しく成人式を迎えることができるように、妊婦さんが成人式で振袖を着る際の注意点を紹介していきます。
妊婦さんが振袖を着るベストな時期
妊娠中に、振袖を着るときには時期に気を付けることが大切です。妊娠をすると悪阻がありますが、人によって時期や期間などは少し異なります。
しかし一般的には妊娠してから5カ月後頃に悪阻が落ち着き、安定期に入る方が多いため、その時期から8か月頃までが振袖を着る時期に適しています。振袖を着ることでお腹を圧迫することになり、お腹の赤ちゃんに悪影響になるのではないかと不安になる方も多いと思いますが、次に紹介する振袖の選び方や着方を少し工夫していくことで妊婦さんでも安心して着ることができるようになります。
振袖の素材はメンテナンスがしやすいものをレンタルする
妊婦さんが振袖を選ぶときにはどんなものを選ぶと良いのかを紹介していきます。まず振袖は、洗濯やメンテナンスのしやすい素材を選ぶことが大切です。
悪阻などで振袖が汚れてしまう可能性もあるため、洗える素材であるポリエステルや木綿の振袖を選ぶようにすると良いでしょう。絹の振袖は値段が高く、汚してしまった場合にも相当な値段となってしまう可能性も考えられます。
また重さもあるので、身に着けていると身体の負担にもなりやすいと考えられます。ポリエステルや木綿であれば、比較的軽いので疲れにくくなるでしょう。そして振袖は購入ではなく、レンタルすることがおすすめです。
振袖レンタル店であれば、妊娠している方へおすすめの振袖を紹介してくれることもあり、サイズもSサイズからLLサイズまで取りそろえられていることや、自分に合ったサイズをオーダーできる振袖レンタル店も多いので、相談しながら決めていくことができるでしょう。
振袖の帯は軽さや柔らかさを重視する
妊婦さんが振袖を着るときは締め付けすぎず、疲れにくい着付けが大切です。特に帯の素材や締め方によって着心地が変わってきます。
妊婦さんにおすすめの帯は、軽さと柔らかさです。固くて重さのある帯は締め付け感が強く、全身の負担となりやすいため、デザインや質ではなく、締め付け感の少ない帯を選んでいきましょう。また帯の締め方としては、腰紐がお腹に食い込むことがないように胸とお腹の間にタオルを多めに入れて補正すると良いでしょう。
伸縮性のある腰紐やベルトタイプの伊達締めがあると苦しくない上に緩みにくいため、振袖でのストレスが軽減されます。そして着付けをしてもらうときには、妊娠していることをきちんと伝えることが大切です。妊婦さんでも苦しくない帯の結び方は熟知しているので、お腹の負担を最低限にした着付けをしてもらうことができるでしょう。
成人式当日のコンディションを整える振袖の着方
妊婦さんが成人式当日のコンディションを整えるための振袖の着方を紹介していきます。まず着付けは、できれば成人式の会場、もしくは会場の近くで着付けの予約を取ることです。
普段着よりは振袖の方がお腹の締め付け感は強くなってしまうので、なるべく成人式が終わった後はすぐに振袖を脱ぐことができる環境が理想と言えます。そのため、振袖を着ている時間は必要最低限となる会場付近で着付けを行うようにしましょう。
そして成人式は1月であるため、寒さもまだ厳しい時期です。冷えは身体にも赤ちゃんにもよくないため、防寒対策はしっかりとしていきましょう。
振袖の上に羽織ることができるショールやお腹には腹巻を巻いておくなどして対策をしていきましょう。また振袖には足袋を履きますが、妊娠中は足がむくみやすくなる方も多いです。
そのため、足のむくみにも柔軟に対応してくれるナイロン素材の足袋を選ぶといいでしょう。またできれば成人式の会場へは信頼できる人に付き添ってもらいながら出席すると安心です。成人式当日の体調が最優先であるため、自分の身体と向き合いながら着付けを行うことが大切だと考えられます。
まとめ
今回は、妊婦さんが振袖を着るときの注意点を紹介しました。妊婦さんで成人式に振袖を着たいと思っている方は、必ずかかりつけの産婦人科のお医者さんに相談することを忘れないようにしてください。
振袖を着るベストな時期や振袖、帯の選び方、成人式当日のコンディションの保ち方などを工夫することで妊婦さんでも振袖を楽しむことができます。一人で振袖選びや着付けを行うことは難しくても、振袖レンタル店へ相談して決めていくことで、妊婦さんに合った振袖選びから着付けまでを安心して依頼することができ、好きな振袖を着て成人式を迎えることも可能となるのでぜひ一度、振袖レンタル店へ相談してみることをおすすめします。